居場所をください。
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「到着。」
「よし、早くいこ。」
結局私は寝ることもなく、
歌詞を考えることもなく
ただただボーッもしていた。
「こういうときは行動力あるな。」
「長曽我部さんのパーカー借りるよー。」
「はいはい。」
自分のはないからね。
私はだぼだぼなパーカーをきて
袖を捲って車を降りた。
「あっつ!早くいこ!」
私は用意してきた着替えを持って
ついでにリュックの中の入ってる
タオルも取り出して
長曽我部さんと建物に入った。
もう夏ってほんと暑い。むり。
きらいだ。