居場所をください。



それからテーブルにご飯を並べ、

やっと朝食タイム。


貴也はもちろん食べる私を撮っている。


「はい、OK」


「ふぅー、やっとご飯食べられるね。

弘希呼んでくる。」


「俺呼んでくるし、美鈴はテーブルに並べといて。」


「あ、うん。」


と言っても二人掛けのダイニングテーブルには

もちろん弘希は座れないわけで

一人、リビングテーブルで食べることに。


「ここだけどいい?」


「どこでも。」


弘希はまだ眠そう。

もしかしてまた寝てたのかな。



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