居場所をください。



それからみんなで分担し

部屋全ての掃除をした。


「ふー、広いね。」


「そうだな。」


「おい、休んでんなよ。」


私と貴也が窓際で座って笑い合って

そんなことを言ってると

隼也もこちらにきた。


「もう大分掃除したもん。」


お腹すいたなぁ……


"ピンポーン"


……ん?


「誰か出てー!」


「どんだけ適当なんだよ。」


長曽我部さんは呆れながらそんなことを言いつつも

ちゃんと玄関に出てくれた。


「腹へった~。」


「ね、お腹すいたね。」



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