居場所をください。
それらを購入し、次に来たのは家具屋さん。
「とりあえずテレビ台だな。
テレビ買ったし。
あとはテーブルと食器も必要だし……」
よくわからない私は全て長曽我部さんに任せっきりだ。
「仕事ができる人はこういうのも早いね。」
「美鈴も少しは選べよ。」
「なんでもいいです。」
「ったく。」
それから長曽我部さんがいろいろ選び
買ったものは長曽我部さんの車で運んだ。
「家電が明後日来るし
とにかくテレビ台だけでも組み立てるか。」
「はーい。」
「どうせ俺がやるんだろうけど。」
「お願いします!」
「はいはい。」
長曽我部さんはプライベートでも頼りになって
本当お兄ちゃんみたいな存在だ。