居場所をください。



そして新居に戻り、

私たちは荷物を運んだ。


「とりあえず組み立ては明日な。

また明日の夜やろう。 俺明日仕事だから。

とりあえず俺んち帰るぞ。」


「はーい。」


私たちは長曽我部さんのマンションへ戻った。


ここにいられるのもあと少しか。


「引っ越してもまた遊びに来ていい?」


「いーよ。

俺はお前の保護者だしな。」


「一人暮らしかぁ。

ちゃんとできるかなぁ…。」


「大丈夫だろ。なんとかなる。」


私はそれからお風呂に入り

眠りについた。



< 316 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop