居場所をください。
仕方なく俺もお茶を入れたり手伝って
やっと飯。
「冷やし中華なんて久しぶり~」
完全な美鈴好みの飯だけど。
「飯が終わったら花火だな。」
「あ、忘れてた。
じゃあ咲さん、早く食べましょう。」
「そうだね!」
スーパーに買い出しに行った際に
女二人は大量の花火も注文したから
大量の花火がこの後待っている。
「それでは皆さんご一緒に」
「「………は?」」
見事に俺と長曽我部さんがハモった。
「あ、ごめん癖で。
いただきまーす。」
美鈴はどこか寂しそうに
そういって一人で食べ始めた。