居場所をください。



「お疲れ。」


「お疲れさまー。」


車に乗れば、貴也はすでに乗っていて

台本を読んでいた。


「あれからずっと撮影?」


「いや、別の仕事もしてきたよ。」


「へぇ、そっか。

お腹すいたぁ…」


「なら飯行かね?

ブログ用の内容ほしいんだよ。」


「あ、いいよ。

じゃあマスターのところ?」


「だな。楽だし。」


ブログ用か。

なにか宣伝があるのかな?

まぁなくても楽しみ。


今日はちゃんとチェックしないと。



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