居場所をください。
そしてまもなく年が明けます。
"5、4、3、2、1…
明けましておめでとうございまーす!"
テレビではきらきら
大盛り上がりだ。
そして私の部屋では……
「スー…スー…」
貴也さん、寝てます。
もー人には寄りかかんなとか言っときながら
自分だって私に寄りかかってんじゃん!
しかも寝てるし。
全く。
私は貴也が起きないようにゆっくり立ち上がり
貴也を横にした。
……………女一人の力じゃこれが限界。
まぁソファだし…いいよね。
私は貴也に布団をかけた。
暖房も加湿器もついてるし…いいよね?
それにしても貴也の寝顔とかレア。
写メっとこ。
私は貴也の寝顔を写真に納めて電気を消した。
「おやすみ。」
私も部屋で眠りについた。