居場所をください。


そしてやっと俺らの番。


俺の願いかー。

……………とりあえず仕事か。

どーかあんな女と噂になりませんように!!

でも映画はヒットしてほしい。

俺頑張るから。神様も頼むよ。


あとは美鈴のことも頼むよ。

仕事も、俺とのことも。

……………親のこともな。



俺らは顔をあげてその場を離れた。



「あ、絵馬書こうよ。」


美鈴がいった。


「おう、いーよ。」


「長曽我部さんのおごりね。」


「なんで俺なんだよ。」


そういいつつ金を払うのは長曽我部さん。


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