居場所をください。
「でも、長曽我部さんとの飯は
ブログに書かないんだな?」
「……だって書くことないもん。
その程度なら来なくて結構です。
って言いました、なんて書けないでしょ?」
「まぁそれもそうだけどな。
その長曽我部さんの結婚相手とは
全然上手くやれそうもねーの?」
「どうかなー。向こうが拒否するから。
……たぶん、今日のことで
さらに嫌われた気もするけどね。
でも仲良くできればいいな、とは思う。
その方がやりやすいでしょ?」
「まぁそうだけど。」
仲良くなりたいわけではないけど……
はっきり言って今じゃやりにくすぎる。
長曽我部さんよりも弘希に悪い。
長曽我部さんちにいけないのもやだ。
……ま、どうにかしてやるけどさ、絶対。
「ん~、どうすっかなー。」
「なに、仕事?急にファイルだして。」
「んー、そういうわけじゃないけどさ。」
MC入ってからカウントダウンまで
15分45秒、か……
着替えを早めれば間に合う、かな?
「……だめだ、難しいことは明日考えよ。」
佐藤さん、お昼一緒に行けるかなー。
長曽我部さんに言えないから
佐藤さんに頼みすぎな気もするけど…
まぁ頑張ってもらおう。