居場所をください。
「マンションついた。」
「うん、ありがと。」
「明日は8時に迎え来る。
打ち合わせからな。」
「はーい。わかりました。」
「お疲れ。」
「お疲れ様ですー。」
私はさっさと中へ入った。
「あれ、貴也じゃん。」
エレベーターを待ってる貴也がいた。
「おう、お疲れ。」
「貴也もお疲れ様。
少し久しぶりだね。」
「お互い最近遅いしな。」
「だねー。今日は早くてよかった。
収録続きで疲れた。」
「俺なんてこれから赤堀と飯だよ。最悪。」
「あれ、珍しい。」
「マネージャー付きだけどな。
でもたぶん二人にさせられるんだろうな。」
「……………大変だね。」
そんな会話をしてたらエレベーターがきた。