居場所をください。
美鈴の番が終われば、力尽きたのかすぐに寝た朝陽をベッドへと運び、
咲空も俺たちの寝室にあるベッドへと寝かせ、
双子もベッドに入ればすぐに夢の中へと落ちた。
この家が静かになった頃、美鈴が帰宅した。
「……おかえり」
そして俺ももういつ寝てもおかしくないくらい…
「ただいま。
みんな寝た?」
「寝た
俺ももう限界…」
「はは、じゃあ先寝てなよ。
私もお風呂入ってブログ書いたら寝るし、帰国したばっかで疲れてるでしょ。」
「……じゃあ寝る
おやすみ」
「おやすみ~」
いつもは美鈴が寝るまで絶対に起きてるけど、さすがに限界。
時差ボケのせいで常に眠くて……
もう何時間起きてんだってくらい、寝てないくらい……