居場所をください。




私はただ歩くだけ。

あとは勝手に隼也がやってくれる。


私は隼也から離れる。


腕を引かれる


抱き締められる


……………で、キス……だけど


ちょ、ちか……


キスされる、と思った。





……………あれ?


いつもよりは近い、けど

本当に寸止めだ。



「はい、カットー!」



はぁぁぁぁぁぁ。




「お疲れ、美鈴。」


「お、おつかれ…。」


私が戸惑っていたけど

隼也は余裕だった。


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