居場所をください。



「それより隼也ともご飯だめなの?」


「だからそういう話はすんなよ。」


「別にいいよ。ただの噂じゃん。

私隼也と貴也しか業界に友達いないのに

誰ともご飯いけないじゃん。

長曽我部さんが増えそう。」


「別に二人じゃなきゃいいよ。

俺も行って3人なら。」


「長曽我部さん忙しいじゃん。」


「永田もいるだろ。」


「ま、そうだけどさ。」


「二人じゃなきゃいい。

貴也と隼也と3人でもいいけど

でもそこに沙耶香が入るのはなしな。」


「赤堀さんが入ることはないよ。

私仲良くないし、貴也もあれだし。」


「確かに。」


そこにピザが来て

「すみません、サインお願いします…。」

「はい。」

長曽我部さんに考えてもらったサインを書く。

私の知名度もそこそこきたかな…。


「どうぞ。」


「ありがとうございます。

ごゆっくり。」


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