居場所をください。
「よし。」
「よし、じゃねーよ。
俺は荷物持ちかよ。」
私の記憶だと男の子が2人と女の子が1人。
私だけで3つ運ぶのは大変だったしね。
「カート使えば?」
「持ってこいよ。」
「もうエレベーターだし頑張って。」
「おい。」
長曽我部さんはランドセル3つ
なんとか頑張って車まで運んでくれた。
「じゃ、今から野いちご園ね。」
「はいはい、わかりました。」
15分くらいで野いちご園へついた。
「はい、長曽我部さんも持ってね。」
「はいはい、わかりました。」
夜だから絶対一人じゃ無理。
和也も藍子もいるからね…。
「ただいまー!」
私は大きな声で挨拶をした。
「おかえり………美鈴!」
「ママ、ただいま。」
ちょっと久しぶりかな?