居場所をください。
「今の貴也の髪の毛だとすごい馴染むね。」
「だろ。
ここにきたのも久々だな。」
「本当に全然バレないね。」
「美鈴もな。マスクしてねーし。」
「あー、そうだね。」
私は貴也といるところをバレるのがだめなだけで
私自身はバレても打撃はそこまでないけどね。
そしてCDショップへついた。
「……………すごい。」
私のCDがたくさんおいてあった。
「実際売ってるとこ見たの初めて。」
「俺2回目。
こことは違う店だけど
あっちもこんな感じだった。」
「へー…すごい。」
……………勝手に写真とっちゃダメだよね。
かといって店員さんに言うのもねぇ…。
「写真撮りたい?」
「え?まぁ…。」
「聞いてきてやるよ。」
「え!?」
いやいや、ちょっと!
と止める暇もなく貴也は行ってしまった。
大丈夫かなぁ…。