居場所をください。
それからお風呂を済ませ
長曽我部さんが帰ってきて
私たちは眠りについた。
そして翌朝ー…
「……………美鈴!」
「んー…
また長曽我部さんか…。
今日はまだいいじゃんー…。」
「とりあえず起きろ。」
「んー…まだ6時じゃん…。」
私は長曽我部さんに無理矢理起こされ
リビングへ行った。
「…あれ、社長。
なんでここに?佐藤さんまで。
ということは仕事か。」
リビングへ行くと社長と佐藤さんと貴也がいた。
「悪いな、起こして。」
社長が言った。
「いえ。
でもなんでこんな早くに
しかも長曽我部さんちに?」
「呼ぶより早いからな、来た方が。
貴也も朝から撮影だしな。」
「それで、用件はなんでしょう。」
私が聞くと、喋り出したのは長曽我部さん。