居場所をください。



私たちがお店にはいると

受け付けにはちょうど店長がお客さんの対応をしていた。


「お疲れ様ですー。」


といって私たちは受付をスルーして部屋へ向かった。



「やべー、まじ助かるな、これ。

ぜんっぜん気づかれない。」


「この部屋には店長しか来ないようにしたし、

あとはお金もここで払えるようにしてもらえば良いし。」


「さんきゅ。」


「どういたしまして。

芸能人は大変ですね。」


「美鈴ももうすぐ仲間入りだけどな。」


「たしかに。」


「それよりさっさと歌えよ。」


私と隼也が話していると

貴也が私にデンモクを渡してきた。


「えー、いきなりですか。」


仕方なく曲いれて歌った。


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