人と人形
「では、君は人形のことは知っているのかね。」
「いや、でも見たことがあるよ。本当にいるんだ。
でも、お母さんに"人形様には近づいてはならない"っていわれてるんだ。でも本当に気になるね。
今回来た理由はちょっと調べてみたいと思っていたからなんだ。」
「いやー、まさかここで気が合うものと会うなんて思わなかったよ。
情報交換でもしようではないか。はっはっは。」
本当にどこが面白いんだか。
でも俺はまだ知る予知もなかった。
まさかあんなことになるなんて...。
それでも俺が商人として生き残るにはこれしかなかったんだ...。