雪降るジンクスの奇跡
そしてイベント当日。
お昼はオシャレなカフェでランチをしたり会場近くの遊園地で遊んだり、
イベント会場に着くころには辺りは薄暗くなっていた。
やはりバレンタインという人気イベントに加えルイの野外ライブ。
かなりの人の数でわたしは友達とはぐれてしまった。
探そうにも下手に動かない方がいいと思いステージが見える一番後ろの柵によりかかる。
すると手にしていた携帯が鳴り画面表示には友達の名前が。
『もしもし、唯!?今どこにいるの!?』
「ここ、どこだろ?一番後ろの…あっ、大きな木があってそこの柵の前」
『ずいぶん離れたね。あたしたちもうステージ近いとこにいるよ。唯、いると思ったらいつの間にかはぐれてるんだもん。びっくりしたよ』
友達が『今から迎えにいこうか?』と聞いてくれたけどわたしはそれを断った。
「ごめんごめん。わたしはここでライブ観るから大丈夫だよ」
特別、みんなよりルイのファンってわけでもないしこの位置でも充分楽しめる。
それにあの人混みの中にいったら人酔いして気持ち悪くなってしまいそうだ。
お昼はオシャレなカフェでランチをしたり会場近くの遊園地で遊んだり、
イベント会場に着くころには辺りは薄暗くなっていた。
やはりバレンタインという人気イベントに加えルイの野外ライブ。
かなりの人の数でわたしは友達とはぐれてしまった。
探そうにも下手に動かない方がいいと思いステージが見える一番後ろの柵によりかかる。
すると手にしていた携帯が鳴り画面表示には友達の名前が。
『もしもし、唯!?今どこにいるの!?』
「ここ、どこだろ?一番後ろの…あっ、大きな木があってそこの柵の前」
『ずいぶん離れたね。あたしたちもうステージ近いとこにいるよ。唯、いると思ったらいつの間にかはぐれてるんだもん。びっくりしたよ』
友達が『今から迎えにいこうか?』と聞いてくれたけどわたしはそれを断った。
「ごめんごめん。わたしはここでライブ観るから大丈夫だよ」
特別、みんなよりルイのファンってわけでもないしこの位置でも充分楽しめる。
それにあの人混みの中にいったら人酔いして気持ち悪くなってしまいそうだ。