雪降るジンクスの奇跡
そしてようやくルイのライブが始まった。
ノリノリの曲からラブバラードまで合わせて5曲のミニライブはかなりの盛り上がりで幕を閉じた。
ライブが終わりバラバラと会場を後にする人々。
いつの間にか隣にいた彼はもうどこかに行ってしまったようで、
なぜかわからないけど、ほんの少し寂しさを感じた。
だけど、
「あれ?これって…」
彼がいたところに落ちていた黒のレザーの手袋。
落としてしまったのか、届けようにもどこの誰かもわからない。
片方だけ無くなったら困るよね?
どうしようかな、と手袋を持って途方に暮れていると友達がやってきて合流した。
「唯!たっだいまぁ!」
「あっ、おかえり。ライブはどうだった?」
「もう最高!ルイ、めっちゃかっこよかった、ん?唯、その手袋どうしたの?」
「さっきそこで拾ったの。持ち主に届けようかと思ったんだけど、人混みに紛れちゃって…」
ノリノリの曲からラブバラードまで合わせて5曲のミニライブはかなりの盛り上がりで幕を閉じた。
ライブが終わりバラバラと会場を後にする人々。
いつの間にか隣にいた彼はもうどこかに行ってしまったようで、
なぜかわからないけど、ほんの少し寂しさを感じた。
だけど、
「あれ?これって…」
彼がいたところに落ちていた黒のレザーの手袋。
落としてしまったのか、届けようにもどこの誰かもわからない。
片方だけ無くなったら困るよね?
どうしようかな、と手袋を持って途方に暮れていると友達がやってきて合流した。
「唯!たっだいまぁ!」
「あっ、おかえり。ライブはどうだった?」
「もう最高!ルイ、めっちゃかっこよかった、ん?唯、その手袋どうしたの?」
「さっきそこで拾ったの。持ち主に届けようかと思ったんだけど、人混みに紛れちゃって…」