未来が見えない『Previously invisible』
蓮は、秋山大悟を睨んでいたが
秋山は、
「俺は、この子とぶつかっただけだ。
だが琴音は、病気か?」
と、言った。

蓮は、
「月紫ちゃん、大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。」
「そう、なら、弦を連れて
凪達の所に行ってて。」
と、言った。

月紫は、
「はい、わかりました。
ほら、弦行くよ。」
と、言って、弦を連れて
凪さんたちの所にいき、
由依ちゃん、真さん、凪さんに
事情を話した。

みんな、
それぞれ、心配な表情だ。


蓮は、
「琴音ちゃんは、
お前のせいで、何ヵ月も意識がなく
体の傷や怪我は、完治したが
精神的には、落ち着いてない状態なんだ。

お前に、ストレス発散や、
快楽で殴る・蹴る
を何年も繰り返えされたためにな。

刑期が、終わったから
罪を償ったと思うな。
お前のせいで、何年も何十年も
苦しんでいる人はいるんだ。
琴音ちゃんだけじゃなく
お前の両親も、琴音ちゃんの両親も
月紫ちゃんもだな。

そんなお前を黙って
支えてくれた、人に感謝して
毎日、毎日を大事に生きろ。」
と、言って立ち去った。


柚は、大悟の腕に手をかけると
「柚、俺は、大変なことを
したんだな。」
と、ぽつり‥‥‥と言った。



「‥‥‥帰ろ、大悟。」
と、いい、
二人で帰って行った。
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