未来が見えない『Previously invisible』
琴音は、子供達から
「「「パパは、ママばっかり
責めるから、少し虐めよう。」」」
って、言われた。
そう、樹は、
男子生徒と、話してもだめ。
目を会わせてもだめ。
と、煩くて。
日程の確認の電話でも
切られてしまうほどの
ヤキモチやき。
子供達は、いささか辟易していた
みたいだ。
「うふふっ、
もういいよ、樹。
たまには、若い女性と
噂になって嬉しかったでしょ。」
と、琴音。
「「「もう、ママっ
すぐ、ゆるすんだから」」」
と、子供達三人。
「いや、いや、
全然、うれしくないから。
お前ら、俺を嵌めたな?
俺が、琴音しか愛さないのを
知っていて。」
と、言った。
「「「だって、パパは
あれだめ、これだめって
ママは、それを全部きいて
大変そうだから。」」」
と、言った。
琴音は、クスクス
笑っていた。
樹は、譲歩しようかと
思っていたが、
琴音の笑顔をみると
「やっぱり、無理。
琴音は、俺だけを見てたら
いいんだ。」
と、言うから
子供達は、
「「「あ~あ、だめだ、これは。」」」
と、騒いでいた。
でも、いつまでも、
仲睦まじい両親に
嬉しいやら、呆れるやらの
三人だった。
完
「「「パパは、ママばっかり
責めるから、少し虐めよう。」」」
って、言われた。
そう、樹は、
男子生徒と、話してもだめ。
目を会わせてもだめ。
と、煩くて。
日程の確認の電話でも
切られてしまうほどの
ヤキモチやき。
子供達は、いささか辟易していた
みたいだ。
「うふふっ、
もういいよ、樹。
たまには、若い女性と
噂になって嬉しかったでしょ。」
と、琴音。
「「「もう、ママっ
すぐ、ゆるすんだから」」」
と、子供達三人。
「いや、いや、
全然、うれしくないから。
お前ら、俺を嵌めたな?
俺が、琴音しか愛さないのを
知っていて。」
と、言った。
「「「だって、パパは
あれだめ、これだめって
ママは、それを全部きいて
大変そうだから。」」」
と、言った。
琴音は、クスクス
笑っていた。
樹は、譲歩しようかと
思っていたが、
琴音の笑顔をみると
「やっぱり、無理。
琴音は、俺だけを見てたら
いいんだ。」
と、言うから
子供達は、
「「「あ~あ、だめだ、これは。」」」
と、騒いでいた。
でも、いつまでも、
仲睦まじい両親に
嬉しいやら、呆れるやらの
三人だった。
完