年下彼は超ドSなんですっ!
視線に気がついた。
?
「誰だろうあの子。」
私のことをずっと見てる男の子がいた。
名札の色的に....1個下?
それに!すっごいかっこいいじゃん!!
私はその子の視線に、少しだけ微笑み、
視線をそらした。
「じゃあペア作ったからペアごとに練習開始」
晴翔がそう言った。
「はいこれ紙。」
「ありがと!」
「えーっと?私のペアは.......中村咲良ちゃんと......田辺美嘉ちゃんと.....伊藤大和くんと...植田大翔くん!!!!こっち来てください!」
「はーい!」
「みんな集まったか.....な....あっ...」
さっきの子だ。私を、ずっと見てた子。
自意識とかじゃなくて。本当に。
ふーん。名前大翔って言うんだ。
「よろしくねっ!!!」
「よろしくお願いします!」
「じゃー今からやるフリをやってみてー!」
そしてこんな練習も1ヶ月続き.....
黄組が準優勝し、体育祭が終わった。