さよなら君と僕の世界
行くあてもなくぼーっと遠くを眺めていた。

何をするわけでもなくただ風の音を聞いていた。

すると公園の入口の所から猫が1匹やってきた。

目のぱっちりした茶色い毛並みの猫だった。

この猫、初めて見る…。

ゆっくりと私はベンチから立ち上がり猫が休んでいる木陰のもとへ向かった。
< 5 / 32 >

この作品をシェア

pagetop