運命の少女と悪魔の少年の学園物語
少女 出会い
1階からいい匂い
美しい小鳥の囀り
暖かい朝日
「ん~、よく寝た‼」
人形だらけのベッドから勢いよく起き上がり
落ちた人形を雑にベッドに放り投げ、私は新しい制服に着替える。
今日から高校生。
「葵~、ご飯よぉ~」
「はぁーい。」
下からお母さんの間抜けな声が。
今日で最後なんだよね。この声聞けるの。
「葵、準備はできたの?」
「うん、荷物は昨日送った。」
「寮だなんて、お母さん寂しいわ。」
「お父さんがいるでしょ。」
そうなのだ。私が入学する高校は全寮制。だから今日で家族とお別れである。
「あ、いかなきゃ。バス運行してるから間に合うようにしないと。」
「あらそう、気を付けるのよ。」
「うん。……いってきます‼」
「……いってらっしゃい。」
私はお母さんの笑顔に見送られていった。
……よし。
新しい友達も作るんだ。これからきっと楽しい日々が迎えてくれる。
「今日も全快!新しい生活が待っているんだ‼」
私は軽快に走っていった。
美しい小鳥の囀り
暖かい朝日
「ん~、よく寝た‼」
人形だらけのベッドから勢いよく起き上がり
落ちた人形を雑にベッドに放り投げ、私は新しい制服に着替える。
今日から高校生。
「葵~、ご飯よぉ~」
「はぁーい。」
下からお母さんの間抜けな声が。
今日で最後なんだよね。この声聞けるの。
「葵、準備はできたの?」
「うん、荷物は昨日送った。」
「寮だなんて、お母さん寂しいわ。」
「お父さんがいるでしょ。」
そうなのだ。私が入学する高校は全寮制。だから今日で家族とお別れである。
「あ、いかなきゃ。バス運行してるから間に合うようにしないと。」
「あらそう、気を付けるのよ。」
「うん。……いってきます‼」
「……いってらっしゃい。」
私はお母さんの笑顔に見送られていった。
……よし。
新しい友達も作るんだ。これからきっと楽しい日々が迎えてくれる。
「今日も全快!新しい生活が待っているんだ‼」
私は軽快に走っていった。