゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚




「…亜…未…!!未亜っ!!!」



耳元で叫ばれるあたしの名前。



あたしはハッと目が覚めた。



「未亜っっ、大丈夫か?!」


「さ、沢木……」


あらゆる所から出血している沢木があたしを見つめていた。


「血が……」


ポケットからハンカチを出して1番ヒドい顔の傷に押し当てた。


「イテッ!!」


「あ、ゴメン…」


あれ?そう言えば……


「アイツらは…?」


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