゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚
「俺だって……未亜が幸せなら諦めて違う子にしようって思ってた……」
美川が切なそうにあたしを見る。
「でも……出来ねぇよ…
未亜がこんなに不安になってたりすんのにスッパリ諦めるなんて出来るかよ?!」
ハァハァと肩で息をする美川を見つめていた悠が静かに口を開いた。
「実早の事は……俺が全部悪いんだ……
俺が適当な付き合いしたからアイツ……」
──…ズキンッ
どうして……星野先輩を庇うような言い方するの?
悠が反省してる事は知ってるし、悠のしてた事がスゴく中途半端な事だったって事だってわかってる……