゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚



「あの子が笑っているのが許せないっ!!!!」



中島が言った。


「あの子が幸せでいるのが許せないっ!!!!」



中島の目は闇に光っていた。


実早は無表情で中島を見ている。



「あたし達は貴方に好いてもらう事なんてもう忘れたわ。」


不敵に笑った中島はまっすぐに俺の目を見た。


「あたし達はアンタ達を引き離したい。
あの子を地獄の底に突き落としてやりたい。
やり方なんて、選ばないわ。」


中島はポケットからサッと写真を取り出した。


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