゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚
゚+♂冬夜SIDE♂+゚
「…そっか。」
そんなに悠が……
「ごめんね…?」
「ゴメンとか言うな。」
言うなよ…
そんな…むなしい気持ちにさせる言葉……
「俺の気持ち、まだ友達レベルに戻るなんて無理だから…あと少しだけ、好きでいさせろよ。」
「うん。」
未亜が心配そうに俺を見る。
ばか…
心配すんなら俺の前で悠をどんだけ好きかなんて語るなっつーの!!!!
「ほら!!サッサと行けよ、悠んトコ!!」
そう言って未亜に背を向ける。
「…泣かされたら戻って来いよ。」
「ありがとう……」
未亜の足音が遠ざかって行った。