゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚



゚+♂冬夜SIDE♂+゚


「…そっか。」


そんなに悠が……


「ごめんね…?」


「ゴメンとか言うな。」


言うなよ…

そんな…むなしい気持ちにさせる言葉……


「俺の気持ち、まだ友達レベルに戻るなんて無理だから…あと少しだけ、好きでいさせろよ。」


「うん。」


未亜が心配そうに俺を見る。


ばか…

心配すんなら俺の前で悠をどんだけ好きかなんて語るなっつーの!!!!


「ほら!!サッサと行けよ、悠んトコ!!」


そう言って未亜に背を向ける。


「…泣かされたら戻って来いよ。」

「ありがとう……」


未亜の足音が遠ざかって行った。


< 448 / 476 >

この作品をシェア

pagetop