゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚
愛してるっ!!
゚+♀未亜SIDE♀+゚
悠がスタスタと歩いて来る。
あ……怒らせた…?
ちょっぴりビビりながら後ずさる。
そんなあたしにお構いなしに近付いて来た悠はニヤッと口角をあげる。
ヒェッ!!!!
「未亜チャン?」
変に優しい声であたしの名前を呼ぶ悠。
「な、何よっ!!」
キス出来ちゃうくらいの距離まで顔を近付けて来る。
「ちょっ…///」
「誰を殴ったのかな?」
にこぉっと笑う悠。
目の奥だけが笑ってない。
こ、こわっ!!!!
「ご、ゴメンっ!!!!」
確かにやりすぎちゃいましたぁ……!!
で、でもさぁっ!!
「悠だって悪いじゃんかぁっ!!」
悠がグッと眉を寄せる。
悠があたしの顎をクイッと持ち上げる。
「~~っ///」
「そのうるさい口、ふさいでやるよ。」
意地悪な笑みを浮かべたまま悠があたしの唇に唇を押しつけた。
「んっ!!」
久しぶりのキスにほわぁんとなる。
そういえば…付き合ってた時もあんまりしなかった……
そこまで考えて頭が真っ白になる。
「ちょっ…悠っっ///
苦しッ…ん…!!」
悠があたしをギュッと抱き締めて激しくキスをする。
「息…出来っ…な…///」
膝がカクンッと抜ける。
それを悠が支えて、やっと唇が離れる。
「ぷはっ…!!はぁっ…はぁ……」
し、死ぬところだった……