゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚
゚+♂悠SIDE♂+゚
「もうっっ///
あ、アンタあたしを殺す気っ?!」
未亜が真っ赤なまま俺を睨む。
そんな表情にゾクッとする。
俺…危ないかも(笑)
「未亜だってさっき俺を殺しかけただろ。」
「うっ……」
未亜が言葉に詰まる。
「…んもう!!バカッ!!!」
プリプリ怒って背を向ける未亜を後ろから抱き締める。
「はっ、悠っっ///?!」
未亜の耳が真っ赤になる。
「未亜…愛してる。」
「~~っっ///」
未亜からカナリの熱が伝わって来る。
でもコッチも大変だ。
俺も既に真っ赤だ。
未亜が俺を見上げる。
「うん…///あたしも…///」
「もう放さないから。」
「うん。放しちゃヤダ。」
あぁ。放さない。
俺の腕の中に収まってる小さな幸せを逃がしはしない。
「未亜…愛してる。」
今はとにかく伝えたい。
指輪なんて…また今度でいいや。
今は未亜だけ感じていたいから……