死に際の一歩。
【母の死】

忘れもしない冬の寒い日。

私が、夕方仕事から帰ると家の周辺に

人だかりができていた。

家から真っ黒な煙、救急車に消防車。

数時間後、電気ストーブによる発火からの

火事。

2階より母が救出され、

病院に救急搬送される。

そして、二酸化炭素中毒ということで

数時間後延命虚しく永眠する。

私は、それから半年後今の社宅に移り住む。
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