この先の君を見るために

鈴の音



ここは何処だろう。




気がつくと俺は、真っ暗な空間の中にいた。



周りを見渡してみても、暗闇が広がっているだけで何も見えない。



しかしどうゆうことだが、全く恐れは感じず、何処か懐かしい感覚があった。



俺は、ずっとここにいても良いとまで思ってしまっていた。



チリンッ



チリンッ



チリンッ



するといきなり、変な感覚に包まれていた俺の頭の中に鈴の音の様な音が聴こえてきた。



チリンッ



チリンッ



チリンッ




鈴の音は止まずに一定の速度ででなり続ける。



チリンッ



チリンッ



チリンッ



チリンッ



10回目の鈴がなり終わると、視線の先に小さな光が現れ、それと同時に俺の背後からスゥーーーっとした風が流れ出し。
俺は勢いよくその光に吸いこまれるとように引き寄せられていった。


「ジィリリリリリリリリ!!」



視界が光でいっぱいになったとたん、目覚まし時計が鳴り響き、俺は目を覚ました。



同時に、さっきのが夢であったことに気が付くと、急いで起き上がり、朝食をとりに目を擦りながら1階におりて行った


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