あなたを好きでいいですか!
一か八かで、手すりを思いっきり引いて

立ち上がり、走り出す、


近くの教室に入り、鍵をかける。


これほどまでの恐怖を今まで感じたことがなかった。



ぼける暇など無いものだった。


ガンッ────


「ひっ、……」

ガンッガンガン────


震えが止まらない



ねぇ、神様


助けて────


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