あなたを好きでいいですか!
コンコン────
「こんにちは、來夢」
ぎゅっと手を握る。
植物状態……
目覚める確率は低いってこの前言われた。
もう、目覚めないのかな……
コンコン────
「あら、こんにちは、琳くん。、」
「こんにちは、……」
「まだ目覚めないのね、
私がこんなにもなって生きてるのに。」
「ホントですね。、どこを旅してるのかな?」
ギュッ
「え?」
「ん?、何?」
「今、握り返した。」
「嘘っ!來夢!もう起きていいのよ。」
「來夢!起きて!ねぇってば!」
「う、うるさい……」
「へ?」
「今、起きた……んだから。」
「た、だいま。琳、母さん。」
「「お帰りなさい!」」
「こんにちは、來夢」
ぎゅっと手を握る。
植物状態……
目覚める確率は低いってこの前言われた。
もう、目覚めないのかな……
コンコン────
「あら、こんにちは、琳くん。、」
「こんにちは、……」
「まだ目覚めないのね、
私がこんなにもなって生きてるのに。」
「ホントですね。、どこを旅してるのかな?」
ギュッ
「え?」
「ん?、何?」
「今、握り返した。」
「嘘っ!來夢!もう起きていいのよ。」
「來夢!起きて!ねぇってば!」
「う、うるさい……」
「へ?」
「今、起きた……んだから。」
「た、だいま。琳、母さん。」
「「お帰りなさい!」」