大きな背中と…
それでも、
彼と綾人は違う。
好きになっては
行けないんだ。
なのに、この胸の痛みは
何?
神様は
私にどれだけ苦しい思いをさせれば気がすむの?
ねぇ…
教えて…。
私の幸せをかえして。
チャイムがなり
授業には出る気になれず
一人保健室へとむかう。
ガラガラガラ
「あら、秋乃ちゃん」
『…寝る』
そういい、布団に勝手にうつ伏せになる私。
明里ちゃんは何も言って来ずひとこと
「お昼には起こすわね」
そういい、机にむかう。
私はめをつぶっていると
気がつくと眠りに落ちていた。