僕の命が尽きるまで
余計な事は考えたくない。
今はただ彼女との時間を大切にしたい。
「冬菜ちゃん!アイス買わない?」
「セールの品を買いに来たんでしょ?余計な物は買わなくていいよ」
「えー!たまにはアイス食べたいよー」
「もう、子供なんだから」
この日は、珍しく2人一緒にスーパーに来てる。
タイムセール中の夕方に。
冬菜ちゃんは外に出たがらないが、それだとあまり体に良くないので、僕は時折彼女をやや強引に外に連れ出す。