僕の命が尽きるまで
僕と本当の気持ち
彼女の本音を聞いた。
ちっぽけな僕に、できる事はあるんだろうか?
どうせそのうち呆気なく死ぬ運命の僕は彼女の力になれるんだろうか?
「はい、お土産」
「え……別に私、こんなの」
「気分転換にどうぞ!」
スーパーに1人で買い物に行って、冬菜ちゃんへのお土産に、女の子向けの雑誌を買ってみた。
本人は興味なさ気だが、渋々といった感じで雑誌を読み始めた。
一方の僕は座って、テーブルに突っ伏した。