僕の命が尽きるまで




それでも、優月くんのそばを離れようとはしなかった。


彼のそばにいたかった。



こんな私に手を差し伸べてくれた。


私に「何でもズバズバ言うとこ、すごいと思うよ」と言ってくれた。


1人だった私に、寄り添ってくれた。



私は素直じゃないけど、彼の事を大切にしたいと思ってた。





でも、ある日突然、現実を突きつけられた。



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