僕の命が尽きるまで





優月くんと別れて、再び居場所はなくなった。


居場所なんてない。

味方なんていない。



必要としてくれる人が誰も、いなくなった。




もう私には、優月くんだけが唯一の光だったんだ。



素直になれなくて。


素っ気ない態度ばっか取っちゃったけど。




私は彼が本当に、大好きだった。




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