僕の命が尽きるまで
もっと一緒に生きたかった。
もっとデートしたかった。
もっとたくさんの時間を共有したかった。
思い出をもっともっと、たくさん作りたかった。
……もっと素直になればよかった。
私は泣いた。
涙が止まってくれなくて、声を出して泣いた。
親が死んだ時すら、涙が出なかった。
ずっと泣けなかった。
私はこの時、きっと一生分の涙を流した。
こんなに泣くのは、きっと最初で最後だろう。
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