君に捧げた7年間

春休みが終わった。

また新しい年度が始まる。
いつになっても新しい風には慣れない。

新一年生たちがキラキラと輝いていて、私には眩しすぎて早足で教室へ向かった。






愛海とはクラスが離れた。
それなりに"人"と話すことに対して積極的になったと思うがこの一年どうなるのやらと不安しかない。


だけど、

「眞緒と離れた…ショック…同じクラスがよかった…」

この世の終わりかのように言う愛海を見て、きっと大丈夫だと思えた。



頑張れる、がんばろう。
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