お遊びなんかじゃいられない・番外編集
これはまだオレ達が小学生だった頃の話。
「おめでとう錦君!また100点よ!」
ニコニコ笑顔の担任から渡されたのは、赤いペンで大きく“100”という数字と花丸が書かれた算数のテスト用紙。
「……ありがとうございます」
オレ、京極 錦、当時小学1年生。
テストで100点を取ったら大概の小1は無邪気に大はしゃぎするんだろうけど、オレは簡潔にお礼だけ言って自分の席に戻った。
「錦君スゴーイ!また100点だってぇ~~~」
「カッコイイーー!」
オレが席に着くと、周りの女子達がヒソヒソと会話を交わす。
「おめでとう錦君!また100点よ!」
ニコニコ笑顔の担任から渡されたのは、赤いペンで大きく“100”という数字と花丸が書かれた算数のテスト用紙。
「……ありがとうございます」
オレ、京極 錦、当時小学1年生。
テストで100点を取ったら大概の小1は無邪気に大はしゃぎするんだろうけど、オレは簡潔にお礼だけ言って自分の席に戻った。
「錦君スゴーイ!また100点だってぇ~~~」
「カッコイイーー!」
オレが席に着くと、周りの女子達がヒソヒソと会話を交わす。