お遊びなんかじゃいられない・番外編集
なんだかホンワ~~~とした空気がオレ達の周りに漂って、茅景の頭を撫でようと手を伸ばす。


「あーー、なんかイチャイチャしてるーーー」


「本当だ、図書室でイチャついてるカップルがいるーー」


「腹立つからジャマしちゃいましょうか、お二人さん」


「「!?」」


オレと茅景が使っていた机の向こう側から洸大・彼方・朔がニョキッと顔を出し、その手は空中で止まった。


「かっ、春日君と郡司君と阿久津君!?なんで3人がここにいるのっ!?いつの間に!?」


突然現れた3人に驚いて目を丸くする茅景に、一斉にニヤッと笑う洸大達。
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