お遊びなんかじゃいられない・番外編集
「―――…」
「―――…」
「んっ……?」
ふと…小さく声が聞こえた気がして、指が止まった。
気のせいか?と思ったけど、ジッと耳を澄ませるとやっぱり聞こえる。
この日は家族は皆いなくて、お客さんの朔も離れた場所で1人で絵を描いてるハズ。
なのに声がするなんておかしいと考えたオレはピアノのイスに座ったまま、近くにあった鏡で声がする方を映してみた。
「へっ……?」
鏡には自分の背中側にある庭に通じる大きな窓越しに、こっちを見てる影が映っていた。
窓にはレースカーテンが引かれてて、顔までは判別出来ない。
「―――…」
「んっ……?」
ふと…小さく声が聞こえた気がして、指が止まった。
気のせいか?と思ったけど、ジッと耳を澄ませるとやっぱり聞こえる。
この日は家族は皆いなくて、お客さんの朔も離れた場所で1人で絵を描いてるハズ。
なのに声がするなんておかしいと考えたオレはピアノのイスに座ったまま、近くにあった鏡で声がする方を映してみた。
「へっ……?」
鏡には自分の背中側にある庭に通じる大きな窓越しに、こっちを見てる影が映っていた。
窓にはレースカーテンが引かれてて、顔までは判別出来ない。