フレッシュ! 学園のアイドル!
芽琉香、ガッカリ
医務室で芽琉香は保健の梅野先生から簡単な処置を施された。
診察ベッドに座り込み、暗い顔をして痛い足を手で押さえている。
山宏先生が心配な表情で部屋に入って来た。
「どうだ木之元? 足の方は」と、心配気に芽琉香に声をかけた。
顔を上げた芽琉香。
「少し痛いけど…、一晩すれば良くなるみたいです」
「そっか。あまり無理せず、大事を取れよ」
「あ、ありがとうございます」
傍の折り畳み椅子に腰掛ける山宏先生。
「1ヶ月後の本番、君は出られる?」
「本番に、ですか?」
「今日のステージで転倒して足を挫いてしまった。皆の前で失敗して、ショック受けたと思うから自信を無くして本番に立つ勇気が有るかどうか、先生は気になるんだよねー」
芽琉香は軽く頭を下げた。
「すみません、迷惑かけてしまって」
「どうだい? 本番に立てるかなー?」
視線をそらし考え込む芽琉香。
診察ベッドに座り込み、暗い顔をして痛い足を手で押さえている。
山宏先生が心配な表情で部屋に入って来た。
「どうだ木之元? 足の方は」と、心配気に芽琉香に声をかけた。
顔を上げた芽琉香。
「少し痛いけど…、一晩すれば良くなるみたいです」
「そっか。あまり無理せず、大事を取れよ」
「あ、ありがとうございます」
傍の折り畳み椅子に腰掛ける山宏先生。
「1ヶ月後の本番、君は出られる?」
「本番に、ですか?」
「今日のステージで転倒して足を挫いてしまった。皆の前で失敗して、ショック受けたと思うから自信を無くして本番に立つ勇気が有るかどうか、先生は気になるんだよねー」
芽琉香は軽く頭を下げた。
「すみません、迷惑かけてしまって」
「どうだい? 本番に立てるかなー?」
視線をそらし考え込む芽琉香。