∞1208∞
イライライライラ

「キリコさぁん…あの、この件についてなんですけど…」

イライライライラ

「あ゛、あぁ、見るわ。
そこ置いといて」

イライライライライライラ

「…どーかしたんですか?」

「え!」

「いや、顔が…鬼…」

「嘘!?ごめんやで。
いや、ちょっといろいろ有ってん。」

「クライアントですか?」

「いや、違うよ。
ありがとうなチリチャン。」


ニコニコ出来て無い自分に
さらに苛立つあたしは、
パソコンにうっすら映った自分の顔を睨みつける。

貧血でぶっ倒れそうだ。
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