∞1208∞

「コウヤ〜!?え、今日早くない!?」


和義がどすっぴんでコウヤを抱き締める。
カワタが誰か知らない作業服の男と話し
ヨシロウなんか夕方5時だってのにネグリジェで目をひんむいてあたしを凝視。怖い。

トモがコウヤに何か話し掛け
あたしの部屋は小さな人だかりになっていた。


「何、ペンキで落書きやろ?
ごめんなみんな迷惑かけて」


なんもないわよみたいな顔でへらっと笑い
ハゲそうなストレスを隠し、軽いノリで近づく。
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