∞1208∞
なんだかんだと靄ついた感情を背負ったまま
部屋を掃除していると
あることに気づく。
「そーいや」
ガサガサガッコンと漁ると
「やっぱり。まだ居てるやろか」
ポストから取り出した、先ほどの女子高生が間違えて突っ込んだだろう手紙を持って
あたしはスリッパに足を突っ込んだ。
お向かいさんのインターホンを鳴らす。
…反応なし。
もっかい鳴らす。
……反応なし。
まだ30分位しかたってないと云うのに
うーん、困ったけどとりあえず取りにくるまで待っとくか。
部屋を掃除していると
あることに気づく。
「そーいや」
ガサガサガッコンと漁ると
「やっぱり。まだ居てるやろか」
ポストから取り出した、先ほどの女子高生が間違えて突っ込んだだろう手紙を持って
あたしはスリッパに足を突っ込んだ。
お向かいさんのインターホンを鳴らす。
…反応なし。
もっかい鳴らす。
……反応なし。
まだ30分位しかたってないと云うのに
うーん、困ったけどとりあえず取りにくるまで待っとくか。